日知屋城
【道案内】
城跡の地図
県道15号「伊勢ヶ浜」信号を南東へ入り、200m程進むと「大御神社」東に駐車場があります。この駐車場から南東が城跡です。
【歴史】
鎌倉末期から室町時代半ば頃までの間、この地方の地頭職だった伊東氏(工藤祐経の後裔)が築城し、天正年間まで同氏の居城だった。当初、塩見城に在城し、富高塩見荘一円を支配していた土持氏に対抗するため、天然の地形を利用した堅固な城を築いた。後に、土持氏を駆逐して塩見城が伊東氏の領するところとなってからも、北方の一大勢力であった。大友氏に対する戦略的拠点として門川城、塩見城と共に「日向三城」と呼ばれた。伊東氏は祐国、伊祐の時代から飫肥城を巡って島津氏との確執が続いた。その戦いで祐国が戦死し、弟の日知屋城主祐邑は大友氏と結んで伊東家の安泰をはかり、島津氏に当ろうと画策したが、かえって一族の誤解を受け、この城内で暗殺された。
駐車場に城址碑や城跡の案内図があります。城跡は公園として整備され、随所に石垣が見られます。城跡南東の下方には舟付の曲輪があるのが特徴です。海が目の前で波の音も聞こえ、とても気持ちよいです。

【感想・メモ】
別名
所在地 宮崎県日向市日知屋字伊勢ヶ浜
遺構等 曲輪、空堀、石垣、碑、説明板
現状 伊勢ケ浜公園
築城年 文明年間(1469-87)
築城者 伊東氏
歴代城主 伊東、福本、井尻
形式 山城(比20m)
訪城日 2007/11/30
ひちやじょう
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