入来麓 |
別名 | 入来外城 |
所在地 | 薩摩川内市入来町浦之名 |
遺構等 | 石垣、生垣、武家門、屋敷跡、説明板 |
現状 | 宅地 |
築城年 | 中世後期 |
築城者 | 入来院氏 |
歴代城主 | 入来院 |
形式 | 平城 |
訪城日 | 2007/11/28 |
いりきふもと |
薩摩川内市役所支所(旧入来町役場)北側付近一帯が麓です。 |
かなり広い範囲に武家屋敷の町並みが残っていて、とても雰囲気がいいです。あちこちの路地を歩き回って堪能しました。入来小学校の東側に整備されたスペースがあり、ここに案内板があります。 |
中世入来院氏の居城である山城の清色城を背景とし、その山裾に中世から近世にかけての地頭館(お仮屋)を置き、東に流れる清色川との間の平地を中心的居住地域とした。南側は地割の区画整理が施されており、碁盤目状に石垣で区画されている。麓が中世城下に起源を有し、山城の麓や谷間に家臣を集住させたことは、河川を天然の堀に見立て、その内側に集住地を配して、軍防を主とした戦国期の城下形成の代表的な例である。 |