佐良土館 |
別名 | 佐良土城、宮内少輔館 | ||
所在地 | 栃木県大田原市(湯津上村)佐良土 | ||
遺構等 | 曲輪、土塁、堀 | ||
現状 | 宅地、畑 | ||
築城年 | 天正18(1590) | ||
築城者 | 那須資晴 | ||
歴代城主 | 那須 | ||
形式 | 館 | ||
訪城日 | 2007/5/12 | 感想 | ○ |
国道294号「箒橋」で箒川を北へ渡り、200m程北上して国道が左折となる所を右折します。50m程東進して小川を渡ってすぐを左折し、100m程北上して右折した左前方が館跡です。付近に駐車可能です。 |
さらどやかた |
この付近には屋号が個人宅に掲げられており、佐良土館のお家は「お城」という屋号でした。現在、郭内は畑になっていますが、入口に案内があります。周囲の土塁が欠損している部分もありますが、それなりに残っています。この館は那珂川と箒側が合流する北西の河岸段丘上にあり、館の東と西にも小川が流れていて、この小川は天然の水堀といった感じです。 |
天正18年(1590)、豊臣秀吉の小田原征伐の際、烏山城主・那須資晴は遅れて駆けつけたのを理由に改易され、所領も没収された。その時、隠居の形で一時居住した館である。慶長14年(1609)、那須資晴が没し、館は廃された。 |