烏山城
私は毘沙門山遊歩道を北に進み、筑紫山を越えて行きました。途中、見晴らしがいいです。堀切を越え「車橋趾」を過ぎ少し行くと吹貫門の立派な石垣が見えてきます。本丸虎口にも石垣がありました。本丸・古本丸とも広く、間の堀切や、その北の中城と北城の間の空堀がかなり深く、北城の西側にも空堀があり、この付近が最大の見所と思いました。本丸の東側を南へ進んで、桜門、塩倉を見て、七曲りを通って三の丸を見ました。全体的に遺構がしっかりしています。
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【感想・メモ】
市役所烏山庁舎東から1.2km程北上した西方の山が城。登リ口は庁舎から80m程北を西へ入った毘沙門天ルート、七曲りルート、十二曲りルート、寿亀山神社から登るルート等があります。
応永25年(1418)、沢村五郎資重(那須与一の子孫)が築城し、那須家歴代の拠点とした。天正18年(1590)、秀吉の小田原征伐の際、8代城主資晴は駆けつけるのが遅かったのを理由に、所領8万石を没収された。その後、城主は成田氏長、堀美作守親良らと次々に交替した。万治2年(1659)、山城を禁じる幕令により、時の城主・堀親昌が城山東麓に三の丸を築いた。
城跡の地図
【道案内】
からすやまじょう
別名 臥牛城
所在地 栃木県那須烏山市(烏山町)城山
遺構等 曲輪、土塁、横堀、竪堀、堀切、石垣、石段、説明板
現状 山林
築城年 応永25(1418)
築城者 沢村五郎資重
歴代城主 沢村
形式 山城
訪城日 2007/5/12 感想
【歴史】