伊王野氏居館
別名 伊王野館
所在地 栃木県那須町伊王野
遺構等 土塁、碑、説明板
現状 伊王野小学校
築城年 延応元年(1239)
築城者 伊王野次郎資長
歴代城主 伊王野氏
形式
訪城日 2010/1 感想

【道案内】
城跡の地図
伊王野小学校一帯が館跡で、小学校前に駐車場があります。
鎌倉時代初期である延応元年(1239)、那須頼資の次男・伊王野次郎資長がこの地に分地されて伊王野氏の祖となり築いたと伝えられる。以後、代々が居館としたが、長享元年(1487)、背後の山城(伊王野城)へ移り廃館となった。この居館は伊王野谷の最も広いところに位置し、当時の主街道の一つである東山道沿いにある。そして、背後を流れる根岸川を利用して四方に堀を巡らし、その揚げ土で土塁を築き、回字型プランを持つ。居館の大きさは、東西約111m、南北約126m、面積約1.5haである。(現地説明板参照)
【歴史】

【感想・メモ】
いおのしきょかん
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小学校の北と西に土塁が残っていて、正門(南)のところに説明板が、西北側の土塁上に石碑があります。学校建設時によくぞ土塁をこれだけ残してくれたなぁと嬉しくなります。北側には根岸川が流れていて、この川が堀の役目を果たしていたことも分かります。