芦野氏居館 |
別名 | 芦野館 | ||
所在地 | 栃木県那須町芦野 | ||
遺構等 | 碑、説明板 | ||
現状 | 畑 | ||
築城年 | 鎌倉時代初期 | ||
築城者 | 芦野氏 | ||
歴代城主 | 芦野氏 | ||
形式 | 館 | ||
訪城日 | 2010/1 | 感想 | − |
県道28号と国道294号が交差する「芦野駐在所前」信号を西へ入り、100m程西進した1つ目の路地を左折します。田んぼの中を500m程南下すると右手に居館の石碑と説明板があります。ここが居館跡です。 |
芦野氏は、鎌倉時代に小さな武士団の頭としてこの芦野の地と人々を支配し、奈良川の右岸にこの居館を構えた。吾妻鑑の建長元年(1256)6月2日の条に「奥の大道に夜盗強盗が蜂起しているので取り締まるよう」鎌倉幕府が街道筋の御家人に指示した一人に葦野地頭の名が見られることや形式から鎌倉初期の居館と思われる。規模は東西約100m、南北約120mで、周囲には短冊形に堀と推定される水田があった。室町前期である応永年間(1394-1428)頃に芦野氏は館山城に移り、その後芦野城を本拠とし、明治まで続いた。 |
あしのしきょかん |
周囲は一面の田んぼですが、居館跡だけ微高地で畑になっています。そのおかげで、遺構は特に見当たらないのですが、居館の雰囲気がつかめます。また、すぐ東側の小山が芦野城です。 |