東京メトロ日比谷線、JR常磐線「南千住駅」から南東へ約900m。隅田川を白髭橋で西へ渡ってすぐの信号「白髭橋西詰」信号を右折し、150m程北上した左手の「石浜神社」が城跡です。 |
石浜城 |
別名 | |||
所在地 | 東京都荒川区南千住3丁目28 | ||
遺構等 | 説明板 | ||
現状 | 石浜神社 | ||
築城年 | 康正元年(1455) | ||
築城者 | 千葉実胤 | ||
歴代城主 | 千葉氏 | ||
形式 | 平城 | ||
訪城日 | 2010/4 | 感想 | − |
遺構はありませんが、神社の手前にお城の説明板があります。石浜城の場所については諸説あり、石浜神社の神官が千葉氏の系譜にある鏑木氏によって世襲されているところから、この地に城を築いたとの説もありますが、待乳山(台東区浅草7−4−1)説を支持する人も多いようです。 |
石浜神社
いしはまじょう |
康正元年(1455)、下総国の名族千葉総領家の千葉実胤・自胤兄弟が足利成氏や庶流・馬加康胤らに攻められ太田道灌を頼って武蔵国に逃れ築城したといわれる。文明10年(1478)、道灌は下総国に侵攻し、臼井城を攻め落としている。その後、実胤は所領の一つである美濃国郡上へ遁世したと伝えられる。天正年間(1573-91)、城主千葉胤村(北条氏繁三男)を最後に、後北条氏滅亡の後、廃城となったと思われる。 参考資料 『日本城郭大系』新人物往来社発行 現地説明板 |