城跡の地図
鴇崎城

主郭背後の空堀

私は道が分からず、適当に直登しました。主郭は畑になり、中央部には神社も鎮座していますが、北東隅には土塁が残っています。その背後の空堀が素晴らしいです。更にこの北側も城域ですが、藪だったので見ずに帰ってしまいました。
【感想・メモ】
別名 城山(妙見台)
所在地 千葉県香取市(佐原市)鴇崎
遺構等 曲輪、土塁、横堀
現状 畑、山林
築城年 鎌倉時代
築城者 鴇崎氏
歴代城主 鴇崎氏
形式 丘城(比20m)
訪城日 2009/1 感想
【道案内】

ときざきじょう
【歴史】
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JR成田線「大戸駅」から南西へ約2.2km。大戸駅北方から国道356号で1.2km程西進してJRを越え、更に800m程西進して鋭角に左折します。100m程南下して右手に「佐原堀之内郵便局」を過ぎ、更に1.6km程道なりに南下すると右手に「鴇崎農村共同館」があります。この西南の小山が城跡で、主郭の東側から(この200m程南)主郭南へと登る道があります。

主郭


鎌倉時代に松子城主大須賀氏の支族である鴇崎氏が築城したと考えられる。『東国戦記実録』に、天正9年(1581)11月23日、栗林義長が竜ノ台城を落とし、次に助崎城を落としてこの地に発向し、更に土岐伊予守を従え、村田城を攻め落とそうと両勢5000騎で「寺内を立つ」と記されており、この前後に城は落城したと思われる。(『日本城郭大系』新人物往来社発行、『千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書T-旧下総国地域-』千葉県教育委員会発行 参照)