城跡の地図
幸谷城
幸谷城は宅地開発や新松戸駅と武蔵野線敷設のために土取りされてしまい、遺構はありません。『千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書』によると武蔵野線の北側にお城があったようですが、西方にある赤城神社付近が城跡ともいわれているようです。
【感想・メモ】
別名
所在地 千葉県松戸市幸谷
遺構等
現状 宅地
築城年 天文6年(1537)
築城者 高城胤吉
歴代城主 斎藤氏
形式 平山城
訪城日 2010/6 感想 ×
【道案内】


こうやじょう
【歴史】
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JR常磐線・武蔵野線「新松戸駅」から東南東へ約450m。小金南中学校から西へ約200m付近が城跡です。
天文6年(1537)小金城主高城胤吉が築城したといわれる。『高城家文書』に、享保13年(1728)、小金城主高城氏の子孫である徳川氏の旗本高城清胤のもとへ幸谷の五郎右衛門が訪れ、自分の先祖は高城氏家老の斎藤外記であり、この地に家老の城があったと述べたことが記載されており、戦国期の城主は斎藤氏と思われる。

『千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書』千葉県教育委員会発行、『日本城郭大系』新人物往来社発行、『房総の古城址めぐり下巻』府馬清著 参照