和歌山県のお城
もとのわきじょうきょかん
本ノ脇城居館
別名
所在地 和歌山県美浜町和田
遺構等 曲輪、土塁、石垣
現状 山林
築城年 大永2年(1522)頃?
築城者 美濃左衛門?
歴代城主 美濃左衛門?
形式
登城時間 3〜4分
石垣
訪城日 2012/1 感想
【道案内】 登城口の地図 城跡の地図
美浜町役場の西北西約1.3kmにある御崎神社から西南西へ約400m進むと左手にお城の説明板があり、この北側が登城口です。ここから200m程西山遊歩道を登った、左手に池がある付近の右手の山林が居館跡で、説明板横に駐車スペースがあります。
【感想・メモ】
山の中へ入ると、土塁や石垣で区画された館跡があります。所々に獣用の罠が仕掛けてあったので気を付けて下さい。
【歴史】
本ノ脇城の南東麓にある池の向かい側にあり、土地の言い伝えでは海賊の屋敷という。池を挟んでいることから水を守る役割を果たした本ノ脇城の居館と考えられる。本ノ脇城は太平洋と煙樹ヶ浜を見下ろす地にあり、美濃左衛門が居城したといわれるが詳細不明。美濃左衛門は大永2年(1522)阿波の三好義長が由良に上陸した際の一族で、ここに拠点を置いたとの推測もできる。
参考資料
『和歌山県中世城館跡詳細分布調査報告書』 和歌山県教育委員会発行
『日本城郭大系』新人物往来社発行
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