八幡山城 |
二郭西の横堀 |
別名 | |||
所在地 | 和歌山県白浜町(日置川町)矢田 | ||
遺構等 | 曲輪、土塁、横堀、竪堀、堀切、石垣、説明板 | ||
現状 | 山林 | ||
築城年 | 室町時代 | ||
築城者 | 治部太夫定俊 | ||
歴代城主 | 治部氏、安宅氏 | ||
形式 | 山城(比70m、標83m) 登城口から主郭まで約7分 |
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訪城日 | 2008/3/1 | 感想 | ★ |
主郭
遠景
登城口
JR「紀伊日置駅」から東南東へ約700m。紀伊日置駅から県道37号で600m程南下して左折し、日置川を「安宅橋」で渡ります。渡り終わって左折し、JRを越えてすぐを右折した左手が登城口で看板があります。ここは八幡神社の西側で、神社に参拝者用駐車場があります。 |
登城道は整備され、5分程登ると横堀が、更にその先に明瞭な二郭虎口があります。二郭虎口や郭内に石垣があり、土塁が巡っていて、北側には主郭を守る横堀があります。二郭の北東は土塁が巡る主郭で、治部大夫大神を祭る祠の背後は物見台のように高いです。二郭の西には立派な横堀があり、北西は竪堀となって落ち、その北と南には堀切があります。二郭南の三郭は藪ですが、高くて分厚い土塁があり、南に堀切があります。全体に堀の規模が大きくしっかりしていてとても見応えがあります。 |
はちまんやまじょう |
築城年ははっきりしないが、室町時代に治部太夫定俊が築城したとも言われる。安宅本城の北の要となる詰めの城だった。今のような構造になったのは戦国末期の天正13年(1585)頃と考えられる。 |