山の中腹にある「配水場」まで階段があるので、そこから登りました。だけど、途中からスゴイ藪。階段も藪だらけで、一人分の通路が何となくあるかなぁといった感じ。右手に配水場の施設がある所からやや左手へと何となく道があるような雰囲気だったのでそこを登っていきました。登り始めて15分程で、やっと曲輪に到着!と思って下を見ると、そっちに広い曲輪があり、よく考えると土塁上に居るようです。かなり広い土塁だから、曲輪としても使っていたのかも?このお城は、どうも掘り込んで造った雰囲気です。それにしてもスゴイ高低差です。土塁を西へ進むと、主郭との間の堀切がありました。ここは見応えたっぷりです。堀切から主郭へ入ると土塁があり、すぐ南に曲輪があります。主郭を西へ歩いていったら櫓台のような高まりがあり、下の曲輪に下りて行ったらまだ西にも曲輪があり、とにかく主郭を見上げる高さに感動しっぱなし。突然、また堀切が見え、堀切の北側には空堀も見えます。堀切の西側にもまだ曲輪があります。城跡の中は木立があるものの、遺構は良く見えて大満足でした。あまりの見事な造りにすっかり大感激し、気分よくして下山しました。ちなみに、この山の北側の湖岸道路を隔てた所にも小山があり、そちらにも曲輪があったようです。 |