滋賀県のお城
みなくちおかやまじょう
水口岡山城
別名
所在地 滋賀県甲賀市水口町水口
遺構等 曲輪、土塁、竪堀、堀切、石垣、説明板
現状 県立自然公園郷土の森
築城年 天正13(1585)
築城者 中村式部少輔一氏
歴代城主 中村
形式 山城(比100m)
登城時間
主郭石垣
訪城日 2012/10 感想
【道案内】 登城口の地図 城跡の地図
近江鉄道「水口駅」から南東へ約600m。水口駅南方約200mの「新町」信号から国道307号で300m程東進した左手に駐車場があり、ここから城跡となる公園(古城山)へ登る道があります。
【感想・メモ】
以前訪れた時は遊具のある公園だったのですが、遊具を撤去し城址公園として整備されたと聞き再訪しました。改変されている部分があるものの、郭と郭の間の堀切、竪堀、主郭の石垣など見所盛り沢山で、主郭にはパンフも置いてありました。
【歴史】
天正13年(1585)豊臣秀吉が甲賀郡と蒲生郡の一部を支配させるため中村式部少輔一氏に命じて築城させた。天正18年、徳川家康の関東移封に伴い中村一氏は駿河に転封となったため、増田長盛が入城した。文禄4年(1595)には長束正家が城主となった。慶長5年(1600)、関ヶ原合戦で長束正家は西軍に属したため、帰城後池田長吉に攻められ落城した。寛永11年(1634)、水口城築城の際、この城の石材を転用した。
参考資料
近江の山城ベスト50を歩く』中井均編/サンライズ出版
主郭 主郭から西郭を見る
主郭東の堀切 東方の竪堀
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