衣川城 |
別名 | |
所在地 | 大津市衣川2丁目30 |
遺構等 | 曲輪、土塁、碑、説明板 |
現状 | 公園 |
築城年 | 文暦元年(1234) |
築城者 | 山内義重 |
歴代城主 | 山内 |
形式 | 平山城 |
訪城日 | 2004/7/31 |
きぬがわじょう |
国道161号「仰木口」信号を西へと県道313号に入り、JRの線路をくぐります。「明神橋」の信号を左折して200m程南下すると右手に公園が見えます。ここが城跡で、公園内に城址碑と説明板があります。 |
周囲は住宅団地になっていますが、この付近はかなり高い位置にあります。ちょっと土塁っぽい雰囲気のところがあったりするけど、違うんだろうな。 |
文暦元年(1234)正月、山内義重が粟津合戦で勲功を立て、衣川領を賜り、ここに築城した。11代山内駿河守宗綱は浅井公政、京極高清らと共に永正5年(1508)から永正8年にかけて、近江、坂本、石山等の各合戦に朝倉貞景、村上山城守、細川入道高国、河野通直、大内義典らを相手に戦い勝利をおさめた。しかし、その後大永6年(1526)8月3日夜、細川入道高国の奇襲にあい衣川城を南から香東山城守に、また北から島村弾正貴則に挟撃され、一族善戦したるも及ばず衣川城はついに落ちた。この時かろうじて城を逃れた重清らは伯父の遺志をうけ密かに伊予国宇摩郡近井郷鏑崎村に逃れついに再興の志を果たせず当地に土着した。 |