柳生陣屋 |
別名 | 正木坂陣屋 |
所在地 | 奈良市柳生町 |
遺構等 | 曲輪、碑 |
現状 | 史跡公園 |
築城年 | 寛永19年(1642) |
築城者 | 柳生宗矩 |
歴代城主 | 柳生 |
形式 | 陣屋 |
訪城日 | 2007/1/13 |
やぎゅうじんや |
県道4号と国道369号が交差する「柳生」信号を南へと国道369号に入り、600m程南下します。「正木坂」バス停を過ぎた付近で右折し(陣屋の案内あり)200m程進んだ左手が陣屋跡です。陣屋の南側に駐車場があります。 |
史跡公園になっていて、「柳生城跡」と「柳生陣屋跡」の2つの石碑があってちょっとびっくり。石垣や井戸もあって見晴らしが良いです。 |
柳生氏は古くから大和国柳生荘の豪族で、南北朝時代は南朝方だった柳生永珍柳生城を築いた。戦国時代、大和統一を目指した筒井氏に攻略されたが、永珍から7代後の柳生石舟斎宗厳は上泉信綱の高弟・柳生新陰流の祖となった。慶長5年(1600)関ヶ原合戦の功により、柳生の旧領2千石を与えられた。寛永13年(1636)、宗厳の後を継いだ柳生宗矩は徳川将軍家剣道指南役として1万2千5百石を領した。寛永19年、柳生宗矩は居館として正木坂に陣屋を築いた。以後、柳生氏が続き明治を迎えた。 |