宮津城　ちえぞー!城行こまい

京都丹後鉄道「宮津駅」から西へ約４００ｍ。宮津市役所の東方一帯が城跡です。
【感想・メモ】宮津市役所の東側を流れる大手川は外堀で、城壁が復元されています。大手側沿い「京都北都信用金庫」前に三の丸跡解説、国道１７８号沿い「宮津武田病院」前に「宮津城の石」と解説、宮津警察署南西に城の解説、一色稲荷社に「一色義清自刃の処」碑と解説があります。宮津小学校の西側にある太鼓門は以前は東側にありました。
【歴史】天正６年（1578）、織田信長の命を受けた細川藤孝と明智光秀は丹後に侵攻し、建部山城主・一色義通を滅ぼして丹後を平定した。その功により藤孝は丹後一国１２万石を領した。天正７年、藤孝は宮津城を本城として築き、天正１０年の本能寺の変後、藤孝は田辺城に隠居し、宮津城は嫡男忠興が居城した。慶長５年（1600）関ヶ原合戦前で忠興が関東出陣中、西軍が丹後攻めをし藤孝は宮津城に火を放ち、田辺城に籠城した。元和８年（1622）、京極高知が丹後を三分し、嫡男高広が７万８千石で宮津城主となり、城を大改修した。京極氏２代・高国の時に改易となり、永井・阿部・奥平・青山氏と次々に城主は替わり、宝暦８年（（1758）松平（本庄）資昌が遠江浜松から７万７千石で入封し、以後松平氏が７代続いて明治を迎えた。

別名	舞鶴城、京極城
所在地	京都府宮津市鶴賀
遺構等	太鼓門、石垣、碑、説明板
現状	市街地
築城年	天正７年（1579）
築城者	細川藤孝
歴代城主	細川、京極、永井、安部、奥平、青山、青山、松平
形式	平城
訪城日	2004/7/30 2025/5/2	感想	△