登城口の地図
城跡の地図
【歴史】
野間山城
別名 野間城、鶴琳城
所在地 多可町(八千代町)八千代区中野間
遺構等 曲輪、石垣、土塁、堀切、説明板
現状 山林
築城年 貞治元(正平17、1362)
築城者 有田左衛門督重友
歴代城主 有田
形式 山城(比230m)
登城口から主郭まで約25分
訪城日 2008/4/27

主郭南の石垣


【感想・メモ】
城跡まで850mの道のりで、10分程登ると正面に城跡の山が見えます(右写真)。更に10分登ると堀切に出て、石垣や段郭を見ながら5分程で主郭に着きます。東西に郭が400mも連なっているものの、堀切は最初に見た東端の1つのみのようです。一部の郭に石垣が見られますが、主郭南側の石垣が一番見応えがあります。

登城口

【道案内】
のまやまじょう
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多可町役場支所(八千代地域局)西方の143号を1.2km程北上すると野間川を渡ります。この川を渡ってすぐ左手に駐車場があり、登城口は川の手前すぐ左手となります。

登山途中に見える山(城跡)

貞治元(正平17、1362)、有田左衛門督重友が築城した。有田氏は播磨赤松氏の嫡流範資の次男・朝範が有田姓を名乗り、重友は朝範の次男である。重友以後、重行、光重、光慶、光行、宗晴と続いたが、天正3年(1575)8月、宗晴が城主の時に矢口城主だった別所孫右衛門尉重棟との戦いに敗れ落城した。別所重棟は天正13年に八木城主に封じられている。(『日本城郭体系12』参照)