源氏ヶ嶺城
ここからだと城跡の北側から入ることになり、階段を上がり、右手に竪堀を見ながら5分程登ると石碑があります。ここまでの道は整備されているのですが、それ以外の城跡は全て熊笹に覆われ、足元は全く見えません。笹を掻き分けて東へ進むと堀切があり、その先の郭の先にも堀切があります。石碑がある所から南西へ進むとこちらも笹藪で堀切や竪堀、郭と低い土塁がありますが、石碑から200m程先には大堀切があります。ただし、ここも笹で覆われています。笹薮を掻き分けて歩くのに疲れ果てた城でした。ここまで来たら、是非、倶利伽羅峠の源平古戦場などを見て回りましょう。
【感想・メモ】
【道案内】
城跡の地図

別名 源氏ヶ峰城、源氏ヶ峰陣
所在地 小矢部市道林寺
遺構等 曲輪、土塁、堀切、碑、説明板
現状 山林
築城年 戦国期
築城者 佐々成政
歴代城主 佐々成政
形式 山城(比180m)
登城口から石碑まで約5分
訪城日 2008/4

石碑から南西へ
約140mの堀切

げんじがみねじょう
【歴史】
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県道274号「石坂」地区で、西へと倶利伽羅峠へ向かう源平ラインに入ります。3km程進むと道が右急カーブになりますが、この左手に登城口があります(源氏ヶ峰の案内有)。

登城口


天正年間(1573-92)頃、佐々成政が加賀・能登の前田氏との戦闘が激化したため、国境の防御拠点として築城したと考えられる。