竜ヶ崎城 |
池上寺に向かって左脇に登城口があります。ここから2〜3分登ると宮所公園に入り、公園の北から東にかけて竪堀が落ちています。正面の階段を登り、観音堂の左手の登山道を10分程登ると4郭に入ります。ここから北北西に進むと堀切があり、その先に小さな郭があってこれが3郭。更に堀切を過ぎると2郭があり、土壇の上には石碑が2つあります。この先には立派な堀切があり、その北側が主郭で土塁が巡っています。ただし、かなり藪です。主郭の西側には竪堀が4本もあり、主郭背後の堀切が深くて幅が広いです。更に200m程北まで堀切や竪堀が幾つか見られます。全体的に遺構がよく残っていて堀切と竪堀がとても楽しめるお城です。 |
主郭手前の土橋
別名 | |
所在地 | 辰野町宮所 |
遺構等 | 曲輪、土塁、空堀、堀切 |
現状 | 山林 |
築城年 | 室町時代 |
築城者 | |
歴代城主 | |
形式 | 山城(比125m) |
訪城日 | 2007/6/10 |
中央自動車道「伊北インター」を下り、国道153号で4.5km程北上すると「小横川入口」信号があります。ここから100m程更に北上した1本目の路地を左折すると、正面に「池上寺」があります。このお寺の脇(南西)が登城口です。池上寺に参拝者用駐車場があります。 |
室町時代に築城されたと思われる。天文14年(1545)、武田氏が上伊那へ侵攻した際、福与城救援のため小笠原長時がこの城に籠もったが、板垣信方に攻められ落城した。長時は府中へ逃げ帰ったが、福与城は和議によって開城し、武田軍に放火されて廃城となった。 |
主郭手前の堀切
主郭
りゅうがさきじょう |