大岩城
【感想・メモ】
地元の方に伺ったら、フェンスの切れ目から入ると道があると教えてくださいました。ここからだと最初は強引に山に入り込む形になりますが、すぐに道があり、城跡まで続いています。10分程登ると尾根に出て郭があり、そこから尾根を歩きます。途中、岩場が多く、見晴らしが良いです。尾根に出てから10分程で堀切があり、更に15分程登ると主郭です。主郭には説明板があり、主郭と一段下の郭には石垣もあります。その南に堀切があり、更に郭を2つ隔てた先に大堀切があります。この100m程南に竪堀が2本落ちています。私は北東尾根〜南尾根しか行かなかったのですが、北西尾根や西側も城域でとても広く、西側麓にある蓮正寺は居館だったようです。
県道54号「本郷」信号から800m程北東に進んで右折します。300m程道なりに進んで右折して八木沢川を渡り、150m程南下すると右手の山沿いのフェンスに切れ目があります。ここから登ります。
戦国時代、日滝から小山にかけての一帯を支配した須田氏が築城し、以後、慶長3年(1598)上杉景勝の会津移封までこの地方の中心となった。戦国期、須田氏は二派に分かれ、信頼−信正父子は須田城に居城し武田氏に属した。満国−満親父子は大岩郷を領して大岩城に居城したが、武田氏が侵攻した際、上杉氏を頼って越後に逃れた。
【歴史】

4郭南の大堀切

登城口


別名 水沢城
所在地 須坂市日滝字天狗岩
遺構等 曲輪、土塁、竪堀、堀切、石垣、説明板
現状 山林
築城年 戦国期
築城者 須田氏
歴代城主 須田
形式 山城(比240m)
登城口から主郭まで約35分
訪城日 2008/6
登城口の地図
城跡の地図
【道案内】
おおいわじょう

主郭

主郭南の石積み

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