大出城

帯曲輪


【歴史】

国道から見える
斜面にある標柱

中央自動車道「伊北インター」を下り、国道153号で1.5km程南下して「大出」信号を過ぎます。更に500m程南下して左手に「大永寺」を過ぎ、そこから300m程南下した左手の小山斜面に「大出城跡」の標柱があります。ここが城跡で、標柱がある段丘側へと左へ入るとお城の説明板がありますが、この前に駐車スペースが十分にあります。
【道案内】
城跡の地図
室町後期(15世紀後半)、大出の地に藤沢出羽守有兼・同有世が居た事が『諏訪御符礼之古書』に記載され、『二木家記』等には、天文年間(1532-55)武田氏の侵攻に際し、福与城の藤沢頼親配下の士として大出の名があり、『伊那恩地集』には、天文の頃に福与城藤沢氏一門の藤沢織部が居城したと記されていることから、室町後期〜戦国時代には、箕輪郷の藤沢氏に関係する人物が居たと思われる。

主郭

別名
所在地 箕輪町中箕輪大出
遺構等 曲輪、土塁、空堀、碑、説明板
現状 公園、山林
築城年
築城者
歴代城主
形式 平山城
訪城日 2007/6/10

【感想・メモ】
おおでじょう
説明板の左横にある階段から登ると、結構藪でしたがすぐに主郭となります。主郭には城址碑もあり、ちょっとした高台ながら眺望が良いです。ただし見えるのは目の前の鉄塔。この鉄塔がある位置も城域ですが、かなりな藪だったので眺めるのみにしました。隣(北)に石材置き場があるのですが、こちら側に竪堀が見えたので下りていきました。すると、帯曲輪もしっかりあります。これだけ見られれば十分!と思いました。
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