野尻新城 |
城跡の西側から比高20m程登ると横堀があり更に東へ進むと堀切があります。そこから100m程東へ進むと大堀切があり、その東が二郭で、北側には枡形虎口があるのですが、藪で判然としませんでした。二郭から堀切を隔てた東が主郭ですが、ここも藪。主郭の東の堀切まで見たものの、全体に藪でイマイチよく見えなかったのが残念です。 |
二郭西の堀切
別名 | 野尻城 |
所在地 | 信濃町野尻 |
遺構等 | 曲輪、土塁、堀切、横堀、竪堀 |
現状 | 山林 |
築城年 | 永禄年間(1558-70) |
築城者 | 上杉氏 |
歴代城主 | 上杉 |
形式 | 山城(比50m) |
訪城日 | 2008/6 |
のじりしんじょう |
野尻湖の北側、樅ヶ崎から北へ約500mに位置します(レストランの裏山)。 |
永禄7年(1564)、上杉謙信が関東出兵で留守した隙に、武田軍が野尻城を攻略した。1ヵ月後に上杉勢は野尻城の奪回に成功したが、その後、上杉方は野尻城を拡張すると共に、対岸に新しく城を築いた。これが野尻新城である。野尻新城は、武田軍に対する上杉方の前線基地となった。(『図解 山城探訪 第十二集』参照) |