野尻城 |
野尻湖に浮かぶ琵琶島に城跡があるため、湖畔から島まで渡る必要があります。島は宇賀神社になっていて、城跡として訪れる人はあまり居ないようで、神社への参拝か、釣りをしている人が多かったです。神社へと参道を歩いていると堀切が分かります。また、お寺には宇佐美定行のお墓があります。 |
別名 | 琵琶島城 |
所在地 | 信濃町野尻 |
遺構等 | 土塁、堀切 |
現状 | 宇賀神社 |
築城年 | |
築城者 | |
歴代城主 | |
形式 | 山城(比20m) |
訪城日 | 2008/6 |
のじりじょう |
野尻湖北方に浮かぶ琵琶島が城跡で、野尻湖西岸から遊覧船で渡ることができます。 |
南北朝時代には野尻城は存在していたようで、中世は「沼尻」と呼ばれ芋川氏に属していたが、南北朝時代には信濃守護の支配下にあり、戦国期に入ると高梨氏が支配した。その後、上杉謙信が信越国境の重要拠点とし、武田軍に対する上杉方の前線基地となった。永禄年間(1558-70)には甲越の勢力が野尻城の争奪戦を繰り広げたため、上杉氏は対岸に野尻新城を築き、以後、野尻新城が中心となっていった。(『図解 山城探訪 第十二集』参照) |