城跡の地図
小諸城
大手門の地図
天文12年(1543)、武田信玄が山本勘助・馬場信幸に命じて築城させた。信玄は、甥の武田信豊を城主とし、北信の守備させた。天正10年(1582)武田氏滅亡後、織田、北条、徳川の支配を受けるが、天正18年、北条氏も滅び、豊臣秀吉の武将・仙石秀政が5万石で入城した。仙石氏は三層の天守を始め、今に残る近世城郭へと大修築を行った。関ヶ原合戦で仙石氏は東軍に属し、信州上田へと転封となった。その後、青山・酒井・西尾・松平氏と城主はめまぐるしく替り、元禄15年(1702)越後与板より牧野康重が1万5千石で入り、以後牧野氏が代々続いて明治を迎えた。
【歴史】
懐古園の入口に三の門があり、そこから西へ向かって二の丸・南丸・本丸と続きます。あちこちに土塁や石垣があり、南側は深い谷になっています。天守台石垣が見応えたっぷりなのですが、かなり孕んできていてちょっと危ないかも?天守台石垣の西側は馬場で、その西側に深い堀があります。更に西には地獄谷もあり、天然の要害を上手く利用して築かれたと思いました。また、大手門跡が2008年3月まで修復工事をしていますが、この大手門もかなり見応えがあるので、見逃さないように!
【感想・メモ】

三の門

大手門

別名 酔月城
所在地 小諸市小諸丁
遺構等 天守台、石垣、大手門、曲輪、土塁、堀、説明板
現状 懐古園、公園
築城年 天正23(1595)
築城者 武田信玄
歴代城主 武田、滝川、仙石、牧野
形式 平山城
訪城日 2007/5/25
【道案内】

こもろじょう
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「小諸駅」周辺が城跡です。小諸駅から200m程北へ行くと大手門跡があり、駅から北西にある「懐古園」に天守台や二の丸などがあります。懐古園に有料駐車場があります。

天守台石垣