伊豆木城
小笠原書院北の資料館右手(東)から舗装道路を歩くとすぐ左手に祠があり、そこに赤矢印が右になっています。それに従い山へ入って北へ進みます(道は無いです)。途中、笹で歩きにくいですが、100mも進むと開けた感じの所に出ます。ここから左前方(北西)の山へ登ると城跡です。すぐに段郭が見えてきて城域に入ったと分かります。そのまま登りきると突然、登城道があり、郭がありました。山頂付近だけ道があります。山頂付近には3つ郭が並び、一番東が三郭で櫓台のような土塁があり、北・東・南に段郭があります。その西側には立派な堀切があり、左手(南)は谷になっています。この谷の下方には池のように大きい「御泉水」がありますが、最初に祠から登り始めた所を右手へ行かず、直進(西進)すると御泉水は見られます。三郭の西には一段高い位置に広い郭があり、その西側にまた深くて見応えのある堀切があります。この西側にも広い郭があり、真ん中の郭よりやや高く広いです。この郭の南と西にも段郭があります。この城の主郭は一番西か真ん中の郭かと思いますが、どちらかが分かりにくいです。私は南の谷以外の三方を堀切で守っている真ん中の郭が主郭かなぁとも思ったのですが、どうでしょう?
【感想・メモ】

文亀年間(1501-04)、伊豆木氏が築城した。天正10年(1582)、織田氏の信濃攻めの際、落城した。その後、慶長5年(1600)に松尾の旧城主だった小笠原信嶺の弟・長巨が千石を与えられて陣屋を構えた。
別名 羽根ヶ城
所在地 長野県飯田市伊豆木城山
遺構等 曲輪、土塁、堀切、竪堀、井戸
現状 山林
築城年 文亀年間(1501-04)
築城者 伊豆木氏
歴代城主 伊豆木
形式 山城(比60m)
訪城日 2011/7 感想

【道案内】
登城口の地図
城跡の地図
JR飯田線「川路駅」から西南西へ約2km、「三穂小学校」北350mの小笠原書院北西の山が城跡。小学校東方の県道491号沿いに案内があり、県道沿い(陣屋の東170m、JAの西)に無料駐車場があります。登城口は小笠原書院北の資料館の北側です。
【歴史】

祠から山へ入る

いずきじょう
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