城跡の地図
大野城
別名 亀山城
所在地 大野市城町
遺構等 模擬天守、曲輪、土塁、石垣、堀切、堀、碑、説明板
現状 亀山公園
築城年 天正3(1575)
築城者 金森長近
歴代城主 金森、長谷川、青木、織田、土屋、小栗、松平、土井
形式 平山城
訪城日 2005/10/9
【道案内】


【感想・メモ】
おおのじょう
【歴史】
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百間堀
JR越美北線「越前大野駅」から西へ約1.2kmのところにある「郷土歴史館」奥が登城口です。越前大野駅から国道476号で900m程西進した「有終西小」信号を右折し、すぐの路地を左折して150m程西進し左折し、またすぐ右折します。すると左手に簡易裁判所があり、正面に「柳廼神社」があります。この神社の境内に郷土歴史館もあるのですが、この奥から登城道があります。ここから徒歩で約20分で天守に着きます。ちなみに登城口は他に2ヶ所あります。
裁判所から北へ200m程行くと「武家屋敷内山家」がありますが、この向い側に百間堀が残っています。また、柳廼神社の鳥居をくぐってすぐ左手に「お馬屋池」の説明板がありますが、すぐ前方のこの池は堀跡です。城跡は亀山公園として整備され、要所要所に碑や説明板があり、私でも分かりやすいです。酒井利忠の像がありますが、山頂には金森長近の像もあります。この金森長近像が頭が大きくて、何とも可愛いです。登っていく途中に堀切や曲輪、土塁なども見られ楽しいですが、天守がある石垣がカッコいいです。裏手にはお福池などもあり、見所満載。
天正3年(1575)、織田信長は一向一揆が支配していた大野郡を金森長近と原政茂の両名に平定させ、大野郡の3分の2を金森氏に、3分の1を原氏に与えた。そこで、金森氏がこの地に築城し、城下町を形成した。金森氏は天正14年(1586)、飛騨高山に転封となり、その後城主は度々交替した。江戸初期に松平氏が入ったものの、天和2年(1682)に土井利房が入封し、以後、土井氏が継承し明治を迎えた。