南部藩砂原陣屋 |
別名 | 砂原南部陣屋、砂原南部藩屯所 |
所在地 | 森町(砂原町)字砂原3丁目 |
遺構等 | 曲輪、土塁、空堀、碑、説明板 |
現状 | 史跡公園 |
築城年 | 安政3(1856) |
築城者 | 南部(美濃守) |
歴代城主 | |
形式 | 陣屋 |
訪城日 | 2008/7 |
さわらなんぶじんや |
「渡島砂原駅」から西北西へ約800m。渡島砂原駅から国道278号で800m程西進した右手にあり、駐車スペースがあります。 |
陣屋跡は史跡公園として整備されています。入口に石碑があり、土塁と空堀に囲まれています。 |
幕府は安政2年(1855)4月、仙台・秋田・南部・津軽・及び松前の5藩に、蝦夷地警衛の分担を命じた。南部藩は箱館表出崎の警備を主として、恵山岬から東蝦夷地幌別まで、一帯の海岸を持場として、箱館谷地頭の北方に元陣屋を置き、安政3年10月から翌年1月にかけて、この地にも北辺警備のために南部藩室蘭陣屋の砂原分屯所として陣屋を築造した。また、砂原には市中と神社脇や駒ヶ岳の麓に小屯(見張所)を置いた。明治元年(1868)砂原陣屋内の家屋等を壊して引き揚げるまで、常に約30名の藩兵が駐屯していた。広さは東西約66.6m、南北約59.4mの方形に、周囲の土塁の高さ約3mと記録されている。(現地説明板参照) |