嘉吉元年(1441)、畠山氏の末孫厚谷右近将監重政が渡航してこの地に館を構えた。長禄元年(1457)コシャマインの戦いで各地の和人館が攻略されたが、この比石館も落とされた。しかしすぐに回復し、厚谷氏が居城した。文明元年(1469)厚谷家3代・重形が花沢館主武田信広に従属し、この時点で比石館は廃館になったと思われる。(『日本城郭大系 1』参照) |
ダート道の途中に説明板があります。岬は思った以上に細長く、社が祭られた先にもまだのびていました。海の景色がとても綺麗です。比石とはアイヌ語のビックウシで、「石が多い所」の意だそうです。 |
比石館 |
別名 | |
所在地 | 北海道上ノ国町石崎 |
遺構等 | 土塁、説明板 |
現状 | 館神神社 |
築城年 | 15世紀 |
築城者 | 厚谷右近将監重政 |
歴代城主 | 厚谷 |
形式 | 山城 |
訪城日 | 2008/7 |
ひいしだて |
国道228号「石崎橋」を西へ渡ってすぐ右手(北)に日本海へ突き出している岬が館跡で、橋を渡って1本目路地を過ぎ、更に100m程西進した右手に碑があります。ここを右折してダート道を行くと館に着きます。ダート道を進むと少し広くなった所があるのでそこに駐車可能です。 |