城跡の地図
千村陣屋
別名
所在地 可児市久々利字東屋敷1644-1
遺構等 石垣、碑、説明板
現状 郷土資料館
築城年 慶長8(1603)
築城者 千村良重
歴代城主 千村
形式 陣屋
訪城日 2003/2/15
【道案内】


【感想・メモ】
ちむらじんや
【歴史】
TOPページへ
国道21号「高倉口」信号を県道381号へと南に入り、「二野・羽崎」信号を左折して県道84号に入ります。そこから1.5km程行くと、道の右手に久々利郷土歴史館があります。この、久々利郷土歴史館の付近一帯が、千村陣屋です。
郷土歴史館から久々利城への登城口となる道沿いにも、土塁と石垣があったのだけれど、この郷土歴史館の裏手の道沿いの石垣がスゴイ。かなり長く、石垣が続いています。この石垣、道側から見るだけでなく、郷土歴史館の方へ入ると、石垣を利用した、庭園になっていて、洒落ている。また、千村陣屋の碑と千村家屋敷跡の図が付いた説明板が、郷土歴史館から西へ行き、1本目の路地を北へ曲がる角にあります。
千村氏は、木曽氏の一族家重が上野国千村郷に住んだ事から始まり、以後木曽氏の家臣として代々仕えた。木曽氏没落後は家康に仕え、関ヶ原の戦いの戦功で、良重は可児・土岐・恵那の3郡を与えられた。そして、久々利に居所を置いた。これが千村j陣屋である。元和5年(1619)、良重は家康の命で尾張藩主・徳川義直に仕えることを命じられ、以後千村本家は尾張藩士となり、明治まで久々利を代々の居所とした。