野尻城 |
市役所和良庁舎から国道256号で1.5km程南西へ進んで右折し、250m程北上すると正面に「戸隠神社」があります。この神社に向かって左手が登城口で、道路に標柱が立っています。戸隠神社に駐車しました。 |
一曲輪と二曲輪の間の堀切
戸隠神社は重ね岩が有名なので、それを見てからお城へ行きました。登城道がしっかりあり、出丸と本丸の分かれ目付近には境城の城址碑があって、境城へはここから登ります。出丸は南北に細長い曲輪で、そこから馬場、腰曲輪を通ると城址碑と説明板があります。ここから東が4の曲輪で、西が一の曲輪です。堀切を通って一の曲輪へ入ると南側以外に土塁が巡り、北側には畝竪堀があったようですが、ほとんど埋まってしまいハッキリ分かりません。先程の堀切の南側が二の曲輪、三の曲輪で、どちらも土塁があります。三の曲輪の東側に窪みがありますが、この付近は粘土質なため貯水用だったのかもしれません。全体に遺構がしっかり残っていて見やすく、見応えのある竪堀・堀切もあって、楽しめるお城です。 |
別名 | |
所在地 | 郡上市和良町野尻 |
遺構等 | 曲輪、空堀、竪堀、堀切、土塁、碑、説明板 |
現状 | 山林 |
築城年 | 応永年間後期(1430-34) |
築城者 | 遠藤清左衛門胤善 |
歴代城主 | 遠藤 |
形式 | 山城(比70m) 登城口から主郭まで約12分 |
訪城日 | 2007/12/8 |
のじりじょう |