【道案内】 |
城跡の地図 |
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JR岩徳線「西岩国駅」から北西へ約2.5km。錦帯橋の北北西約500mにロープウェイ乗り場があり、その西側に無料駐車場があります。城はロープウェイ山頂駅から北東へ約300m。 |
【感想・メモ】 |
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ロープウェイで山頂へ上がると道が2つありますが、どちらも5分程で本丸に着きます。行きは緩やかな左手の道へ行き、左下に大釣井という立派な井戸を見て、右手に天守台石垣の後ろ側を見ながら更に進むと、右手に大空堀があります。本丸と北の丸の間の空堀ですが、これが素晴らしい!この北東に遊具のある公園となった北の丸がありますが、北の丸の南側から大空堀の南〜西にかけて立派な石垣があちこちにあります。本丸では土塁や天守台石垣を楽しみ、本丸西側の二の丸や出丸を見ながらロープウェイ乗り場に戻ると、ほぼ一通り見られ堪能できます。 |
【歴史】 |
天守台石垣 |
関ヶ原合戦後、長門・周防の2国に減封された毛利家存続のため奔走した吉川広家が、長門萩城主・毛利輝元に分知され、慶長8年(1603)に築城を開始した。10年の歳月をかけて築き、広家は伯耆米子より入封した。横山山頂に山城の横山城を、山麓に居館の土居を配した。元和元年(1615)一国一城令により山頂の横山城は破却されたが、山麓の土居は吉川氏13代の居館として存続し、明治を迎えた。 |
【参考資料】 |
『日本城郭大系』新人物往来社発行 |