島根県のお城 ちゅうやまじょう
忠山城
別名
所在地 島根県松江市美保関町千酌
遺構等 曲輪
現状 忠山(山林)
築城年 永禄12年(1569)
築城者 尼子勝久
歴代城主 尼子勝久
形式 山城(比290m、標290m)
登城時間
主郭 訪城日 2013/4/22 感想
【道案内】 城跡の地図
遠景
アンテナが建つ忠山が城。南の長海町から北の美保関町千酌へつながる走りやすい林道からアクセスします。忠山の南西に分岐があり、ここから忠山城へ向かいます。
【感想・メモ】
無線中継所と道路建設により遺構はほとんど破壊されていますが、眺望が素晴らしく、北の日本海、南の中海がよく見渡せます。山頂に「山中鹿介一族之墓」があります。
【歴史】
永禄12年(1569)、毛利氏が豊後大友氏との戦いに向かうと、尼子氏再興を図った尼子勝久、山中鹿介らが京都で挙兵し隠岐に渡り、島根半島に上陸して、援助した隠岐為清等の水軍を活用できる忠山に城を築いた。二ヵ月後、本拠を真山城へ移したが、その後も忠山城は使われたと考えられる。
参考資料】
『島根県中近世城館跡分布調査報告書(出雲・隠岐の城館跡)』島根県教育委員会発行
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