荒神山城
佐良山小学校南東角を国道53号から東へと県道449号へ入り、3.5km程東進した左手に「荒神山集会所」があります。ここから更に200m程東進した右手が登城口で(「城跡」の案内有)、登城口付近または集会所に駐車できます。(集会所から西へすぐにも登城口があるようです)
【歴史】
元亀元年(1570)宇喜多直家の部将花房助兵衛職秀(または職之)が築城した。毛利氏と敵対していた宇喜多氏は、佐良山・院庄・神楽尾の諸城に対抗するため築いた。花房職秀は宇喜多氏の足軽大将として知行7000石で、各地の戦いで活躍したが、文禄3年(1594)宇喜多秀家の時、常陸佐竹家へ預けられ、荒神山城も廃城となった。

(『日本城郭大系』新人物往来社発行 参照)
【道案内】
登城口の地図
城跡の地図

別名
所在地 岡山県津山市荒神山
遺構等 曲輪、土塁、堀切、竪堀、石垣、井戸
現状 山林
築城年 元亀元年(1570)
築城者 花房助兵衛職秀
歴代城主 花房助兵衛職秀
形式 山城(比150m、標298m)
登城口から主郭まで約25分
訪城日 2010/5 感想
登り始めて5分程で沢を渡り、そこから5〜6分で石垣が見られます。更に7〜8分登ると井戸があり、この上に枡形虎口があって二郭に入ります。二郭は西側にしっかりと土塁があり、ここから東へ進むと主郭で、主郭には石が落ちており、北側に金蔵の段が見下ろせます。金蔵の段の東斜面に石垣がありますが、北斜面にもあるようです。ここから北東は北の段ですが、途中倒木で歩きにくく、竪堀があるものの分かり辛いです。北の段の東斜面には畝状竪堀があるようですが、確認できませんでした。
【感想・メモ】

金蔵の段東の石垣

主郭

井戸

こうじんやまじょう
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