広島県のお城 おぜきやまじょう
尾関山城
別名 積山城、小丸積山城、三次城
所在地 広島県三次市三次町
遺構等 曲輪
現状 尾関山公園
築城年 戦国期
築城者 上里越後守守光
歴代城主 上里氏、尾関氏、浅野氏
形式 丘城(比50m、標202m)
登城時間 5分
訪城日 2012/4/28 感想
【道案内】 城跡の地図
三吉氏の居城である比熊山城の南麓に位置し、JR三江線「尾関山駅」の北東にある尾関山公園が城跡で、公園駐車場へは北側の国道375号から入れます。
【感想・メモ】
城は公園整備に伴い改変されていると思われますが、曲輪の様子が良く分かります。公園の案内図に「発蒙閣跡」と書かれている所が本丸跡で天文台があった場所です。現在は展望台が建っており、眺望が良いです。
【歴史】
もともとは小丸積山といい、天正年間(1573-91)三吉氏の重臣・上里越後守が居城した。慶長6年(1601)福島正則の重臣・尾関石見守正勝が2万石を領して入城し、尾関山城と呼ばれるようになった。福島正則の改易後となる寛永9年(1632)三次藩主として浅野因幡守長治が入り、尾関山城の東方に館を構え、北側に下屋敷を置き、本丸跡に天文台(発蒙閣)を設けた。
参考資料
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』広島県教育委員会発行
『日本城郭大系』新人物往来社発行
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