大沼城 |
別名 | |
所在地 | 豊田市(下山村)大沼町八沢 |
遺構等 | 曲輪、土塁、堀切、空堀、説明板、碑 |
現状 | 山林 |
築城年 | 文明年間(1469-87) |
築城者 | 木村安信 |
歴代城主 | 木村、松平 |
形式 | 山城(比30m) |
訪城日 | 2005/2/6 |
おおぬまじょう |
土塁 |
国道301号「根崎」信号を北へと県道77号へ入ります。右手に下山役場支所を過ぎて最初の信号を左折すると、左手に洞樹院があります。(県道77号沿い)この右手に縄張図付きの説明と城跡への案内があり、ここから登ると城跡です。 |
登っていくと木立が多いのですが、土塁が残っているので、三の丸〜二の丸へと腰曲輪を通りながら入っているのが分かります。そして山頂部の主郭には、コンクリート製の社がありました。その裏手へ行ってみると、堀切があり、土橋がよーく分かります。更に奥には独立した郭があり城域の広さを実感できます。下山村の主なお城には縄張図付きの説明板があり、案内標識もきちんとあるので迷わず行け、主郭にはお城の名前が書かれた看板が建てられていて、とても親切です。 |
文明年間(1469-87)、木村安信が築城した。元亀2年(1571)安信の子・新九郎信基の時、武田信玄に攻められ落城した。その後、天正3年(1575)新九郎の養子で大給城城主・松平乗正の次男、飛騨守近清が城主となった。 |
土橋 |
大沼城縄張図 原図:佐分清親氏 愛知県中世城館跡調査報告書U(西三河)より |