城跡の地図
大草城
別名
所在地 幸田町大草字寺西
遺構等
現状 正楽寺
築城年 康正・永禄年間(1455-70)
築城者 大草氏
歴代城主 大草、西郷、松平
形式 平城
訪城日 2003/6/8
【道案内】


【感想・メモ】
おおくさじょう
【歴史】
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国道248号「大草寺西」信号尾から300m程南下した道の左手に「正楽寺」があります。「大草」の信号まで行ったら行きすぎです。この寺が城跡です。
寺の鐘楼が結構格好いいです♪そして寺の前には「岡崎城築城主 西郷弾正左衛門稠頼公菩提寺」と書かれた大きな看板もあります。遺構は何もありませんでしたが、墓地や正楽寺沿革などに大草城に関する説明書きがありました。
三河守護代である西郷氏の居城。松平氏が三河地区を平定する以前は、西郷氏がこの地で勢力をふるっていた。西郷氏は南北朝期に肥後から三河へ来て、稠頼の時に正楽寺を菩提寺とし、大草城を西隣に築いた。その後、岡崎城を築いたが、頼嗣の時、松平信光に攻められ、信光の子・光重を婿にもらい大草松平氏と称した。永禄6年(1563)、三河一向一揆の際、大草松平の七郎昌久は大草城を拠点に一揆に加担した。その後、間もなく廃城となった。