城跡の地図
奥殿陣屋
別名
所在地 岡崎市奥殿町字雑谷
遺構等 曲輪、堀、石積、武家屋敷、説明板
現状
築城年 宝永年間末期(1704-11)
築城者 松平縫殿助乗真
歴代城主 松平
形式 陣屋
訪城日 2004/4/24
【道案内】


【感想・メモ】
おくどのじんや
【歴史】
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陣屋復元門
国道248号の「葵大橋」で矢作川を東へ渡ります。「仁木」信号を左折し500m程行くと「細川町長根」信号があるのでここを左折して県道39号へ入ります。1.8km程行った「門立」信号を右折して道なりに700m程行くと、右手に奥殿陣屋があります。また、陣屋の正面入口を通り過ぎた右手に、広い無料駐車場があります。
陣屋門の奥の書院に入ると、ゆっくりビデオ(奥殿の紹介や玄々斎宗室について)を見たり、蓬莱の庭に出て散策ができるようになっていて和めます。他にも、歴史資料館があったり、花火資料館があったりと楽しめます。奥へ行くと歴代の廟所があり、その付近から歴史資料館までに土塁や曲輪などの遺構があります。また四季折々の花や紅葉も楽しめ、満足できます。これだけ楽しめて入場料など無料なんてお徳な気分。
宝永元年(1704)、松平縫殿助乗真は、所領のうち奥殿領4000石を残し、他の摂津・河内・丹波の3国を信州佐久郡に移した。その後、奥殿に居所を構えた。文久3年(1863)、8代目・乗謨のとき、居所を信州田野口へ移した。これは、前年に参勤交代が廃止されたため、諸侯は家族や家臣などを争って国許へと連れ帰した。そのため、陣屋内が手狭になってしまったので、所領の大きい田野口へ移動したのだった。
土塁