国道419号と県道19号が交差する「新下仁木橋」から国道419号を100m程南下して左折し小さい橋を渡ります。そのまま集落の中を進むと300m程先で突き当たりとなり、ここから北の山側を見上げると見える「山の神」へ向かうと登山道があります。突き当たりまで車で行けますが、不安な方は集落に入る手前から歩いた方が良いでしょう。
【感想・メモ】
ここから登ると城の西尾根から取り付くことになり、神社跡のような雰囲気です。城は主郭の周囲に横堀が巡り、西側に堀切が、土塁には石積みが見られます。尚、突当りから南東へ進んで山へ入ると「宮口古墳群」があります。この南側からも城へ行けますが道は無く、竹薮を直登することになります。
【歴史】
室町時代に春日井与左衛門が築城した。天正4年(1576)、武田勝頼が東美濃へ進出してきた際、徳川家康が改修したといわれる。
山の神 |
横堀 |
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仁木城縄張図 原図:高田徹氏
愛知県中世城館跡調査報告書U(西三河地区)より |
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