小牧城
別名 小牧山城
所在地 愛知県小牧市堀の内1丁目
遺構等 模擬天守、曲輪、土塁、空堀、石垣
現状 城址公園
築城年 永禄6(1563)
築城者 織田信長
歴代城主 織田
形式 平山城
訪城日 2005/6/12
【道案内】
城跡の地図
こまきじょう
小牧山一帯が小牧城で、小牧山史跡公園として整備されています。公園の北東(小牧警察署の向い側)に公園用駐車場(2時間迄無料)があり、小牧市役所の駐車場も利用可能とのことです。
【感想・メモ】 堀切
模擬天守の中は歴史資料館となっています。この天守の北側に石垣が残っており、更に北へ下りていくと堀切や空堀が見られます。公園は整備されており、外周には土塁や空堀がよく残っています。また、土塁の断面を切った所があり、中を見る事ができます。模擬天守の入場と共通で「れきしるこまき」も入館できます。
【歴史】 石垣
永禄6年(1563)、信長が美濃の斉藤氏を攻めるため小牧山に城を築き清洲から移った。永禄10年、美濃・稲葉山城を落城させ、「岐阜」と地名を改め移り住んだため小牧城は廃城となった。本能寺の変で信長が没すると、後継者争いで織田信雄と秀吉が対立した。天正12年(1584)、信雄は家康と連合軍を組み、秀吉と争う、いわゆる「小牧長久手の戦い」が勃発した。その際、家康は小牧城を改修し拠点とした。
空堀

井戸
小牧城縄張図  原図:千田嘉博氏
愛知県中世城館跡調査報告書T(尾張地区)より

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