愛知県のお城 いのうがはらこせんじょう
稲生原古戦場
別名
所在地 愛知県名古屋市西区名塚町1丁目124
遺構等 説明板
現状 公園
築城年
築城者
歴代城主
形式 古戦場
登城時間
訪城日 2013/7/13 感想
【道案内】 古戦場の地図
地下鉄鶴舞線「庄内通駅」から北へ約100m。庄内通駅から50m程北上した「名塚町」信号を左折し、50m程西進して「惣兵衛川」手前で右折すると正面に小公園があります。ここが古戦場です。駐車場はありません。
【感想・メモ】
稲生合戦の説明板や、合戦による戦死者を葬った庚申塚があり、区画して整備してあります。
【歴史】
織田信秀が急死した後、信長ではなく、弟の信行を支持する家臣がおり、林通勝・光春兄弟、柴田勝家らは信長打倒に向け弘治2年(1556)8月24日に清洲へ進撃する途中、この砦を攻めた。しかし、盛重がよく守り、急いで駆けつけた信長は、稲生原で林・柴田軍を破って勝利した。これにより信長は尾張統一へ大きく踏み出した。庚申塚はこの合戦の死者を祀ったといわれるが、庚申信仰の名残でもある。
参考資料
『愛知県中世城館跡調査報告書T(尾張地区)』愛知県教育委員会発行
『史跡散策 愛知の城』山田柾之著
HOME 愛知県のお城