国道301号「作手総合支所東」信号を西へ入り、300m程進んで左折します(文珠山城の案内あり)。途中、未舗装部分がありますが、600m程行くと左手に水道施設のようなものとその前に歴史の小径の案内があります(この道を更に登ると文殊山城の駐車場となります)。車はこの付近に停め、徒歩用の文珠山城への案内方向へ歩きます。少し登ると左手が塞ノ神城の案内があるので、ここを左手へ行きます。尾根伝いに10分も歩けば城跡に辿り着きます。
【感想・メモ】
西北の堀切を通ると西の郭に入ります。ここから南へ下りるとこちらにも堀切があります。東へ進むと小さな郭を過ぎて主郭があります。主郭には土塁が巡り、虎口も明瞭です。この南東にも土塁がしっかりした小さめの郭があります。主郭の南側下方には立派な竪掘があり、竪掘下方の東側には井戸跡もあります。遺構がしっかりしている上、縄張もかなり楽しめます。
【歴史】
元亀年間(1570-73)、武田氏が築城したといわれるが、それ以前より奥平氏が改修しながら使っていたといわれる。
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塞ノ神城縄張図 原図:佐分清親氏
愛知県中世城館跡調査報告書V(東三河地区)より |
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