JR飯田線「長篠城駅」から西南へ約500m。国道151号を沿いに「長篠城址」や鳥居強右衛門の看板が出ており、国道から南へ入ると城跡です。城跡は城址公園となっており、無料駐車場が完備されています。
【感想・メモ】
城跡のほとんどは公園として整備されているので見やすいです。駐車場からすぐに目に飛び込む空堀から圧巻。線路の向こう側にも見所があるので、あちこち散策するとよいです。ここの史料館に長篠の戦の各砦が載った地図が売られています。
【歴史】
永正5年(1508)、今川氏の武将・菅沼満成の子・元成が築城した。永禄3年(1560)桶狭間の戦いで今川義元が戦死した後、4代目・貞景は松平氏に属した。元亀2年(1571)武田信玄が東三河に侵攻し、長篠城を取り囲んだ。一旦は退けたものの武田氏に降った。天正元年(1573)家康が長篠城に総攻撃をかけ奪った。その後、奥平信昌を城主とした。天正3年、武田勝頼が長篠城を包囲。これが長篠城攻防から設楽が原の戦いとなる。天正4年(1576)廃城となった。
弾正曲輪 |
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長篠城縄張図 原図:高田徹氏
愛知県中世城館跡調査報告書V(東三河地区)より |
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