城跡の地図
上郷城
【歴史】
城跡の櫓台に神社が鎮座しているため、道があります。南北に3段の曲輪があり、2段目は結構広いです。また、神社の背後には堀切があります。
上郷城縄張図  原図:石川浩治氏
愛知県中世城館跡調査報告書V(東三河地区)より
【感想・メモ】

天正9年(1581)、信州の武田勢に対抗するため、織田信長の命により隣郷名倉の豪族・奥平信光が築城した。翌天正10年、織田勢は当地を経て羽根口から信州へ侵攻したが、天目山にて武田勝頼が自刃し、武田氏が滅んだため城は不要となり、廃城となった。(『史跡散策 愛知の城』参照)
別名
所在地 豊田市(稲武町)大野瀬町城山
遺構等 曲輪、堀切、櫓台
現状 神社、山林
築城年 天正9(1581)
築城者 奥平信光
歴代城主 奥平
形式 山城(比40m)
訪城日 2008/2/23
【道案内】
かみごうじょう
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国道153号「大野瀬トンネル」を東へ出て最初の路地を左折します。300m程西進した右手の小山が城跡です。右の写真の道を上がって行き、合流した道を右手へ進んだ正面となります。