国道301号沿い「つくで手作り村」から1.1km程北上して右折し県道436号に入ります。100m程東進した左手にある白鳥神社が登城口で、神社背後の小山一帯が城です。神社を通り過ぎたすぐ左手に駐車場があります。
【感想・メモ】
神社の背後へと南虎口の大檜を越えて山へ入っていくと、そこから先は土塁と空堀の芸術作品に出くわします。思わずうっとりと見とれてしまうくらいにステキです。これを土の芸術品といわずして何というのか。。。東三河の中では一番お気に入りのお城です。特に城の西半分は郭が少なく、土塁と空堀の凄さにタイムスリップした気分になります。
【歴史】
元亀2年(1571)、武田信玄が東三河進出後に馬場美濃守信春に縄張を任せて築城した。かつて今川や徳川方だった作手の奥平貞勝が家臣になりたいと申し出たため、監視するため、そして上洛するために西三河を侵略するための拠点として重視した。その後、武田氏が衰退したため、廃城となった。
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古宮城縄張図 原図:高田徹氏
愛知県中世城館跡調査報告書V(東三河地区)より |
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