船形山城 |
別名 | 舟方山城 |
所在地 | 豊橋市雲谷町字上ノ山 |
遺構等 | 曲輪、土塁、堀切、碑 |
現状 | 山林 |
築城年 | 明応元(1492) |
築城者 | 多米又三郎 |
歴代城主 | 多米、小笠原 |
形式 | 山城(比200m) 普門寺から主郭まで約20分 |
訪城日 | 2005/1/16 |
ふながたやまじょう |
船形山城縄張図 原図:高田徹氏 愛知県中世城館跡調査報告書V(東三河地区)より |
県道3号で、南方にJR東海道本線「二川駅」がある所から2.2m程東進した「雲ノ谷」信号を左折します。ここから先は、「普門寺」の案内に従います。雲谷公民館を右手に過ぎて更に600m程行くと普門寺の駐車場があります。城跡はこのお寺の背後の山となります。 |
普門寺の本堂右手の方に「普門寺自然歩道」があり、そこを登っていきます。15分ほど登ると峠に出ます。ここを左(二川方面)へと西へ5分ほど歩くと堀切と土橋が見えます。そこから階段を登ると主郭で端っこに城址碑がありますが、郭内は鉄塔が占拠しています。更に西側へ行くとまた堀切があるもののこれ以上先には特にこれといったものはありませんでした。 |
明応元年(1492)頃、今川方である多米又三郎が築城した。これに対し田原の戸田宗光は明応2年に二連木城を築き、明応8年、遠江の諏訪氏とともに船形山城を攻め落城させた。又三郎はこの時戦死したが、今川氏親が掛川城代の朝比奈泰以に命じて城は奪回した。 |
土橋 |