海老陣屋 |
別名 | |
所在地 | 新城市(鳳来町)海老字正法寺 |
遺構等 | 曲輪、石垣 |
現状 | 宅地 |
築城年 | 文政9年(1826) |
築城者 | 海老菅沼氏 |
歴代城主 | 海老菅沼 |
形式 | 陣屋 |
訪城日 | 2005/9/10 |
えびじんや |
石段と石垣 |
県道32号「玖老勢」信号から更に4km程北上した「塚島」バス停を越えてすぐ、左折が県道435号に入る道を通り過ぎ、更に400m程北上した2本目の路地を左折します(左折手前に郵便局の案内有り)。左折後すぐに海老川を渡り、渡り終わったら左折します。少し行くと左手に「鳳来海老郵便局」を過ぎ、少し行くと右に曲がれる道があるので右折します。すぐにまた右折して北上します(郵便局がある通りの1本西側の通りを北上する)。すると右手に稲荷神社が見えます。この付近一帯が陣屋跡です。 |
稲荷神社の左手に立派な石垣が見えます。地主の方にお願いして陣屋の見学をさせて頂きました。草に埋もれていますが石段も残っており、かなりのものです。地主の方に伺った所、今は廃線となった豊橋鉄道田口線が陣屋内を分断するように通ったため、これでも陣屋は随分と狭くなったそうです。また、鉄塔工事のため、以前は屋敷跡にあった稲荷を、川沿いの方へ遷したとの事でした。稲荷社の天井絵は、鉱石の顔料で描かれているとの事です。 |
天文・弘治年間(1532-1557)、佐野入道が居住した屋敷を、文政9年(1826)旗本3千石の海老菅沼氏が陣屋として設置した。嘉永6年(1853)百姓騒動がもとで閉鎖された。 |