宮城県のお城 たておかやかた
田手岡館
別名 宮床館、宮床所、御殿山
所在地 宮城県大和町宮床四辻101−7
遺構等 曲輪、土塁、横堀、堀切、石積み、碑、説明板
現状 樫岡神社、山林
築城年 万治3年(1660)
築城者 伊達宗房
歴代城主 宮床伊達氏
形式 丘城
登城時間 本丸まで約4分
訪城日 2016/12/24 感想
【道案内】 城跡の地図
宮床小学校の西約150m。「宮床郵便局」南西約50mの国道457号信号を東へと県道256号に入り、120m先を右折します。150m程南下した右手に田手岡館跡の標柱と説明板があり、この背後が登城口です。
【感想・メモ】
本丸に樫岡神社が鎮座しているため、登城口に鳥居があります。夏に訪れた時は酷い藪で諦めたのですが、冬に再訪したら本丸まで道があり、図面付き説明板もあってかつては整備されていたようでした。本丸はかなり広く横堀が水堀になっている部分もありました。
【歴史】
万治3年(1660)、伊達忠宗八男・宗房が田手岡氏の養子に入り、宮床に所領を得て田手岡館を構えた。元禄15年(1702)、宮床三代伊達村興は川崎城へ移ったが、享保2年(1717)、仙台藩五代藩主・伊達吉村が田手岡に御殿を新築した。享保7年(1722)、吉村は弟である村興に川崎から宮床へ移るよう指示し、翌享保8年に村興は宮床へ戻った。以後、代々8千石を領し10代宗広の時明治を迎えた。
参考資料
現地説明板
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