宮城県のお城 こおりじょう
桑折城
別名 鶴館
所在地 宮城県大崎市(三本木町)三本木桑折沼下20
遺構等 曲輪、堀切
現状 館山公園
築城年
築城者
歴代城主 渋谷氏
形式 丘城 (比30m/標50m)
登城時間 公民館から4分
北郭手前の大堀切
訪城日 2012/7 感想
【道案内】 城跡の地図
三本木小学校の東約500mにある館山公園が城跡で、北側に駐車場があります。
【感想・メモ】
公園への入口は幾つかあるようですが、北側の公民館から階段を上りました。丘陵上へ上り切り東へ進むと展望台があります。その手前に堀切が、展望台の先には大堀切があり、長い土橋を進むと北郭です。公園とはいえ、夏だったので城内は膝〜腰まである草が生い茂り、しかも雨天で傘を差しながらで濡れてしまうため途中で引き返しちゃいましたが、ここから尾根を南へ進み、その先の分岐で東へ進むと南郭があるようです。
【歴史】
大崎氏家臣の渋谷氏が城主だったと考えられる。天正15年(1587)、大崎氏の内紛に端を発し、大崎氏と伊達氏が争った大崎合戦では、桑折城は大崎方の重要拠点だった。この合戦は大崎方有利で和議が成立したが、天正18年(1590)秀吉の奥州仕置により大崎領は没収され、桑折城は廃城となった。
参考資料
『日本城郭大系』新人物往来社発行
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