宮城県のお城 えりどうしちだて
彫堂七館
別名 八沢七館
所在地 宮城県美里町北浦蜂谷森
遺構等 曲輪、土塁、堀切、碑
現状 蜂谷森公園
築城年 南北朝時代
築城者 大崎氏
歴代城主 大崎氏
形式 平山城(比28m/標36m)
登城時間
西端の郭の堀切
訪城日 2012/7 感想
【道案内】 城跡の地図
東北本線「小牛田駅」から西へ約1kmの蜂谷森公園が館跡。小牛田駅から450m程西進して左折し、県道19号を100m程南下して右折します。200m先を左折し、道なりに300m程南下した右手に蜂谷森公園があり、入口に無料駐車場が完備されています。ここからだと公園の東から入りますが、西側にも入口があり駐車場が完備されています。
【感想・メモ】
主要な郭が8つあったようですが、公園内はかなり改変されており、往時の様子が良く分かりません。それでも途中に堀切があったり、西端の郭は東側の堀切が明瞭で、その横に標柱が立っています。
【歴史】
『余目記録』に、吉良・畠山両氏の抗争に際し、吉良方についた大崎氏が色麻川(鳴瀬川)を隔てた蜂森(この地)に陣取り、長世保(松山町)に拠った畠山氏と遠矢の合戦をしたとある。南北朝時代、斯波家兼が奥州探題として下向し、大崎氏を名乗ってこの地方を支配した。小牛田は大崎領の東端に位置し、鳴瀬川対岸に進出した葛西・伊達氏らに対する最前線だった。
参考資料
『日本城郭大系』新人物往来社発行
現地説明板
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