花巻城 |
別名 | 鳥谷ケ崎城 |
所在地 | 花巻市城内 |
遺構等 | 曲輪、堀、円城寺門、鐘楼、井戸、碑、説明板 |
現状 | 鳥谷ケ崎公園、花巻小学校 |
築城年 | 天正19(1591) |
築城者 | 北秀愛 |
歴代城主 | 北、南部 |
形式 | 平山城 |
訪城日 | 2005/5/4 |
はなまきじょう |
本丸井戸跡 |
JR「花巻駅」から東へ約750mのところ。国道4号でJR釜石線をくぐり南下した場合、、1.3km程南下した信号を右折して「花巻駅」方面へ西進します。500m程西進して「本丸橋」を渡ってすぐの信号を左折し道なりに少し南下すると左手に「鳥谷ケ崎公園」があります(右手には「花巻小学校」があります)。この公園付近一帯が城跡です。公園付近に駐車スペースがあります。 |
公園から南東へ約250mの所にある「鳥谷ケ崎神社」に、円城寺門と呼ばれる城門があります。また、花巻市役所に大手門の碑があり、前に時鐘があります。 |
戦国時代、稗貫氏が花巻に城を構えたが、天正18年(1590)、稗貫広忠が小田原征伐に参陣しなかったため秀吉に所領を没収された。翌天正19年、秀吉の奥州仕置後、和賀・稗貫氏の領地は南部氏の所領となり、花巻は城代として北信愛・秀愛親子が入り、城を整備した。慶長5年(1600)関ヶ原の戦いの際、和賀・稗貫氏の残党による一揆が勃発し、花巻城を攻めた。北信愛は防戦に努め、一揆勢を撃退した。その後、南部藩南の守りの要として存続し、明治を迎えた。 |
円城寺門 |
時鐘 |